「1日でも家族や妻といたいと思ったからです」
園児が昨年末、被害を訴えた際のことについて、検察官に「あなたは頭を抱えて『覚えていない』と言ったそうですね。呼び出しはしたけど(性的暴行は)していない、その前に見たDVDの内容と間違えたのではないかと周囲には話していましたが、これは相手が小さいからごまかせると思ったのですか?」と問われると、涙声でこう言い訳をした。
「そう思ったわけではありません。Cの母が園に話している時点で、この後は捕まるし仕事を辞めて離婚もして、すべてを失うと思っていました。余裕は全くなかったし、余裕があるように見えていたかもしれないけど、それは申し訳ないと思っています」
犯行時の撮影データをその後に抹消するなど、逮捕を遅らせるような行動をとったことについては「1日でも家族や妻といたいと思ったからです」、自らの子どもが同じ性被害を受けたらという質問には「強い敵意と憎しみを感じると思う」と身勝手な主張を繰り返した。
次回は10月15日、論告求刑公判が行なわれる予定だ。
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取材・文/集英社オンラインニュース班