「スーパーカーライフの巻」(ジャンプ・コミックス189巻収録)
今回は、スーパーカーのモニターに当選した凄苦残念(すごく・ざんねん)の悪戦苦闘と、その車をめぐる意外なできごとを描いたお話をお届けする。
残念は極めて堅実な性格で、愛車はスズキの軽自動車、ツインだ。そんな残念がハイパワー、超絶価格の車に乗ることになったものの……!?
中川や麗子をはじめとして、車好きが次々と登場する『こち亀』だが、中にはかなり運転技術に難のあるキャラも存在する。そして乗っている車と運転の腕前とのギャップが激しすぎる者も……。代表的な3人を挙げてみよう。
ブガッティ・ヴェイロン/オーナー:麻里愛(あさと・あい)
マリアは自動車に関する知識がほぼ皆無で、軽自動車とスーパーカーの違いもわからない。もちろん、運転技術もおぼつかない。中川のフェラーリ・F50を電柱にぶつけて全損させたこともある。だが「マリアのマイカーの巻」(ジャンプ・コミックス173巻収録)では、ビンゴ大会の景品に中川が提供したブガッティ・ヴェイロン(排気量8.0リッターのW型16気筒エンジンに4基のターボチャージャーをつけた化け物エンジンを搭載)を両津からもらい、女子向けにデコった上で愛車にした。なおヴェイロンの最高速度は、時速400キロ。発売時の価格は2億5千万円ほどだった。
マクラーレン・F1ほか/オーナー:絵崎コロ助
中川の大学時代の恩師で、AI搭載のパトカーからタイムマシンまで作ってしまう機械工学の権威。シトロエン・2CVやシトロエン・DS、ジャガー・マークⅡといった渋好みの旧車に乗るが、運転技術は要免許返納レベル。「絵崎教授の帰省の巻」(ジャンプ・コミックス87巻収録)では、マクラーレン・F1(レース用車両ではなく、マクラーレンがF1レースで培った技術を投入して開発・市販したロードカー)のモニターを務めていたが、中川と麗子のF1に衝突し、貴重なスーパーカーを3台まとめてお釈迦にした。
メルセデス・ベンツ・SLRマクラーレン/オーナー:乙姫菜々
本田のカノジョにして白バイ警官と人気少女漫画家の二足の草鞋を履く乙姫は、免許を取るやいなや超高級車に搭乗。イギリスのマクラーレン工場で製造されドイツのメルセデスが販売したという変わり種、SLRマクラーレンを購入する。だが菜々を心配した担当編集者によって、両さんがボンネットに潜り込んで実際の運転操作をすることに。
…いかがだろう。気になる絵パイオードがあったら、ぜひ一読をお勧めする。
ちなみに、残念が小型スポーツカーの元祖的な一台、ケータハム7(セブン)を購入するお話を、4月5日からお届けするので、お楽しみに。
それでは次のページから、残念に訪れた意外なスーパーカーライフの顛末をお楽しみください!!