「我が夢フェラーリの巻」(ジャンプ・コミックス52巻収録)
今回は、イタリアのスーパーカー、フェラーリに人生のすべてを捧げた男のお話をお届けする。
マイホームを売り払ってまで収入をフェラーリに注ぎ込み、なかば野宿のような生活をしているのだが……?
フェラーリは、1947年にレーシングドライバーだったエンツォ・フェラーリが設立したメーカーで、レース用の車や最高級の高性能車のみを製造・販売している。メーカーのイメージは鮮やかな赤で、「フェラーリ・レッド」と呼ばれている。
なお、本作で登場する男の愛車テスタロッサは、1984年に発表されたフェラーリのフラグシップモデル。スポーティーな走行を目的とした2シーターのスーパーカーで、車中泊できるような車種ではないはずだが……。
『こち亀』におけるフェラーリ愛好者といえば、なんといっても中川が挙げられる。テスタロッサ、F40をはじめ、歴代フラグシップモデルを中心に乗り継いでいる。また、幻の名車と呼ばれた1960年代の250GTOなど、クラシックモデルも収集している。さらにはフェラーリの各車からお気に入りの部品を外して集め、究極の中川仕様フェラーリを組み上げたことも!
それでは次のページから、フェラーリを愛しすぎた男のお話をお楽しみください!!