加藤さんになりすましてSNSで母親や知人にメッセージを送っていた
加藤さんは3月28日に「インターネットゲームで知り合った愛知県の友人宅に泊まりに行く」と母親に言って家を出て、その後消息を絶った。
「加藤さんの母親は翌29日の昼前を最後に娘と連絡がとれなくなったため、その日の夜に地元の警視庁亀有署に行方不明者届を出しました。加藤さんが出かける前に『愛知に行く』と言っていたことから警視庁は愛知県警に連絡。携帯電話の位置情報を追跡するなどした愛知県警の警察官は31日になって一宮市の江口容疑者宅を訪れ、深夜に遺体を発見しています。
江口容疑者宅を警察官が訪ねたのがなぜ31日になったのかはよく分かっていません。加藤さんが自分の意思で出かけて行ったため、警視庁は愛知県警に捜索依頼ではなく、あくまで情報連絡として伝えており、当初は事件性が高いと判断しなかったのかもしれません。
一方、加藤さんのスマホは江口容疑者の自宅とは別の場所で見つかっており、江口容疑者が捨てた可能性がありますが、これが加藤さんの居場所の特定が遅れたことに関係しているのかもしれません」(愛知県警担当記者)
捜査では江口容疑者が加藤さんになりすましてSNSで母親や知人にメッセージを送っていたことも判明。加藤さんが無事だと装うことで、事件発覚を防ぐ狙いがあった可能性もある。
「江口容疑者は自分のスマホから加藤さんのアプリのアカウントにログインしてメッセージを送信したとみられています。ログイン情報を加藤さんから聞き出していたのでしょう。
また江口容疑者は『3月28日に自宅に来た女子生徒とゲームなどをして過ごしたが、ゲームのことで口論になり、翌日に自宅にあった包丁で刺した』と供述しています。加藤さんは司法解剖が行なわれた4月1日昼の時点で死後2日程度経過していたとみられており、愛知県警は犯行に至る経緯や犯行時刻の特定を急いでいます。
死因は出血性ショックで、遺体は布と養生テープのようなもので覆われて見つかり、20か所以上の傷が確認されました。明確な殺意がうかがわれるとして県警は殺人容疑の適用を検討しているもようです」(同記者)