ストレッチからマッサージに持ち込みわいせつ行為を…

小西被告が、元五輪選手の妻・杏さんとともに戸田市内で経営する「WEILAI卓球スクール」で8月7日、教え子の40代の母親にマッサージと称して体を触り、同20日に県警が不同意性交容疑で逮捕していたのは♯1で詳報したが、被害は生徒にも及んでいた。

被害者の母親が、集英社オンラインの取材に憤りをにじませながら詳細な経緯を語った(本人特定を避けるために時期などは割愛する)。まずは同スクールに通いだした経緯について。

小西被告
小西被告
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「娘は兄の影響で小学生から卓球を始めたのですが、中学生になると学校の部活の練習だけでは足りないレベルまで卓球が上達していました。プロ志望とまではいわないまでも、もっとうまくなりたいという向上心があって『WEILAI』に通うようになりました。

基本はマンツーマンでのレッスンになるのですが、娘は強化メンバーにも入れてもらい、そこには小西夫妻の娘さんも所属していて一緒に強化練習をしていました。マンツーマンのコーチは基本、奥さんの杏さんが担当でしたが、杏さんが試合の付き添いなどで担当できないときは、小西本人のレッスンを受けました」

小西被告が担当した個人レッスンは計3回。いずれもストレッチから始まり、その流れでマッサージに持ち込み、わいせつ行為に及んでいた。そしてわいせつ行為は回を追うごとにエスカレートしていく。

夫婦が経営していた卓球教室(撮影/集英社オンライン)
夫婦が経営していた卓球教室(撮影/集英社オンライン)

 「教室には卓球台の奥に見学や荷物置きとして使うためにエアマットが敷いてあり、そのマットにうつぶせになり、背中や腰、足やお尻のあたりを指圧されたそうです。卓球用の短パンはとても短いので、だんだんめくれ上がってきて、娘は下着を触られたような気がすると言っていました。ただ、最初は気のせいのかもしれないし、『マッサージはすごく上手だった』と娘もそこまで気にしている様子ではありませんでした」