外国人観光客の聖地巡礼効果で客数が急増

「最近は外国人観光客の客足が鈍りました。5月に入ってから来店客数はいっそう鈍化しています」

こう語るのは首都圏を中心に複数の焼肉店を展開する外食企業のオーナーだ。

この会社が運営する江ノ島店は映画「THE FIRST SLAM DUNK」の聖地として知られる通称「スラムダンクの踏切(鎌倉高校前1号踏切)」に近い場所にある。この映画が2023年に中国や台湾、韓国で公開されて大ヒットを記録すると、店は外国人観光客でにぎわうようになった。

神奈川県鎌倉市にある江ノ島電鉄(江ノ電)の「鎌倉高校前1号踏切」(写真/shutterstock)
神奈川県鎌倉市にある江ノ島電鉄(江ノ電)の「鎌倉高校前1号踏切」(写真/shutterstock)
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もともと江の島や新江ノ島水族館を訪れるカップルがランチやディナーを楽しむ店として繁盛していたが、インバウンド消費を取り込んで売上増に拍車がかかった。