「金管バンドの朝練の指導等もあるので早い時間の出勤をしていたのでは」
2日夜に開いた記者会見で高草木政浩校長は、腰の骨を折って入院中の音楽教諭から聞いた話を基に、
「音楽教諭はおおむね朝6時頃に出勤していました。以前から家庭科室の洗濯機を使って私服や金管バンドなどで用いていた清掃用のタオルなどを洗濯し、音楽準備室で干しており、火災のあった19日当日は自身の服を洗濯して干していたことを確認しました」
と明らかにした。またこのことは学校が把握していなかったと主張した。
音楽準備室には電気ストーブや複数のサーキュレーター(送風器)があり、いずれかの電気製品から出火した可能性が浮上している。
この教諭が早朝に出勤していた理由について校長は、推測だと前置きしながら、
「金管(バンド)の朝練の指導等もあるので早い時間の出勤をしていたのではないか」
と述べている。
会見で高草木校長は、
「迷惑とご心配をおかけしましたことに心よりお詫び申し上げます」
と謝罪。同席した北区の山田加奈子区長も改めて謝罪し、校長や区幹部らともに頭を下げた。
翌3日夜、学校は保護者説明会を開き、会見で公表したことを保護者に説明し謝罪した。
参加した母親は説明会の内容についてこう語る。
「説明会には100人は参加していたと思います。説明は記者会見と同じ内容でした。音楽の先生や学校を責めるような発言は保護者からはなかったです。『なんでそんな朝早くに出勤するの?』とは思いましたが、音楽の先生は金管バンドの朝練に付き合って早く出勤することがあると聞くと納得できました。
保護者からは『音楽の先生のフォローも大事だ』とか『どんなふうに洗濯していたとか分かったら教えてほしい』という声は出ましたが、答えを求めるものではなく要望でした。
それよりも、子どもたちはこれから学年ごとに周辺の学校にバラバラに分散登校することになり、2学期からは閉校になった他の学校の建物で授業を受けます。保護者はそちらの心配の方が大きくて、遅刻しそうな時や緊急時の連絡はどうしたらいいのか、とかいう具体的な質問が続きました」(参加した母親)













