相手に抱いた印象は「捨ててみる」

好感を持っている人の良いところは比較的見つけやすく、ホメやすいかもしれない。一方で、「苦手な人」をホメるのはそう簡単ではないと感じる人も多いのではないだろうか。

澤田さんは、「相手をカテゴライズしないこと」で、苦手だと感じていた相手の印象も変わってくることがよくあると言う。

「人は多面体であり、表に見えているのはその人のほんの一部。僕たちはどうしても『この人はこういう人』とカテゴライズしがちですが、それは誰もが持つ多面的な側面を切り捨ててわかりやすい一面にだけフォーカスし、人にラベルを貼る行為ともいえます。

『苦手』『不快』と感じる部分があったとしても、それがその人のすべてではないということ。複雑なバックグラウンドや思考パターン、置かれている環境などのさまざまな要因が影響して、言動や行動に現れてしまっていることも大いにあると理解しておくと、相手を決めつけることは減るのではないでしょうか」

親しい人や付き合いが長い人に対しても、その人にこれまで抱いてきた印象を捨てて「出会い直す」意識を持つことで、また新たな一面を発見できるという。

「ダメ出し」からの卒業。「ホメ出し」で軽やかに人間関係を築くコツ_3
「過去に抱いた印象を捨てることで、『出会い直し』ができる」と澤田さん