プリクラ機の“男子禁制”は当然のこと?
「女性専用車両は男性差別ではないのか?」
こうした投稿がSNSで散見されるが、SNSでは男女を分断するような過激な意見が注目を集めることが多く、こうした投稿もその一つだ。
そしてこれらの投稿の延長として、「男性のみの入場禁止」としているゲームセンターのプリクラ機もまた、「男性差別ではないか?」と指摘されるようになってきた。
しかし当然ながら、ゲームセンター側が男性のみの入場を禁止しているのにはしっかりとした理由がある。プリクラ機での盗撮や痴漢、さらにナンパ被害が多発してきた経緯があるからだ。
今年1月には島根県松江市で、プリクラを撮影中の20代女性2人に体液を飛ばしたとして、中国籍の男性が逮捕されている。2022年11月にもプリクラの撮影ブースにいた女子中学生のスカート内を撮影しようとしたとして、兵庫県に住む23歳の男が逮捕された
かつて女性専用車両が誕生したきっかけも、ラッシュ時における男性による痴漢行為が絶えないことへの対策であった。そんな経緯を無視し、結果だけを見て「男性差別だ」と批判するのは、少々浅はかではないだろうか。
ただ、プリクラでのトラブルを調べていくと、痴漢や盗撮のほかにもさまざまな問題があることがわかった。ゲームセンターのプリクラコーナーには「喫煙禁止」「クラッカー禁止」「パイ投げ禁止」「化粧禁止」など、さまざまな禁止事項が注意書きされている。
さらには、注意書きすることすらもはばかられる、とんでもない行為をした人もいることが判明した。20代の女性・田中さん(仮名)は約10年前、地元のショッピングモールでまさかの光景を目撃してしまったと話す。
「中学生のころ、友だちとよく家の近くのショッピングモールに行っていました。その日は確か部活が休みだったので、平日のわりと早い時間。いつもよりも人は少ないほうでしたね。友だちとモール内をブラつき、なんとなくプリクラを撮ろうということになりました」(田中さん)