あいさつはしつけの第一歩
子どもに身につけさせたい生活習慣はいろいろありますが、まずは「あいさつ」ではないでしょうか。
人と接したときに、最初に交わすのがあいさつです。あいさつができるかどうかで、人に与える第一印象が大きく変わります。
たとえば、小さな子どもが人と出会ったときに、相手の顔を見ながら大きな声であいさつしたら、相手はどう思うでしょうか。
「まだ小さい子なのに、きちんとあいさつができて、なんて素敵な子だろう」
その子は相手から好印象を持たれるに違いありません。
逆に、人と会ってもあいさつができなければどうでしょう。幼少期なら、「まだ小さいから、あいさつができなくても仕方がないか」と許されるかもしれません。
では、その子はいつからあいさつができるようになればいいのですか? 小学生になったら? 中学生? 高校生? 社会人になれば?
時期がくれば、子どもは自然にあいさつができるようになるわけではありません。
いずれ社会に出たときに、あいさつは当たり前のこととして身についていなければならないのです。
習慣を身につけるのは、大きくなればなるほど難しくなります。だから、小さいうちからあいさつを欠かさないことが大事なのです。