刺さる人には刺さる斉藤由貴
影がある感じでミステリアス。クラスにいたら勝手に心配しちゃいそうなタイプですね。つかみどころがないけど、勝手に気になっちゃう。儚さがあります。太陽っぽさはないけど、あの壊れちゃいそうな感じ、刺さる人には刺さりますよね。
河合さん、南野さんはアグレッシブで、運動神経がよさそうなんですけど、斉藤さんは、少しどん臭そうというか……見た目もふわふわしていて存在の輪郭がない感じ。そこがいいです。南野さんの『陽子をひとりじめ……』と同じシリーズの『いつもそばにいて…由貴』(講談社)が好き。
斎藤さんの話し方も好き。ちょっとおっとりしてる(笑)。
挑発的な眼差しがかわいい本田美奈子
比較的フィジカルが強そうなところは河合さんや南野さんと共通するんですが、あの2人は文系な感じがするんですよね。でも本田さんは体育会系のイメージです。バスケとかが似合いそう。
眼差しが強くてどこか猟奇的な印象もあります。生意気で、もの怖じしない感じ。でもそこが魅力的なんですよね。
大人になるにつれてサディストっぽい猟奇的なテイストが強まっていくんですが、私は芸歴が浅いときの少女らしさがある感じも好きです。明星特別編集の『美奈子 BATHROOM ANGEL』(集英社)とか。骨格細くて、スレンダーだけど貧相じゃなくてめっちゃ体がきれい。手足が長すぎる!