【イケメン“攻め”部門 その1】『リンゴに蜂蜜』『彼のバラ色の人生』コマノ
付き合っている男性に突然「結婚する」と言われ、感傷に浸りながら学食でカレーを食べていた松田夏樹(大学2年生)。そんな彼の前に唐突に現われ「カレー部入んない?」と誘ってきたのが、最初にご紹介するイケメン“攻め”・コマノ(大学1年生)です。(『リンゴに蜂蜜』『彼のバラ色の人生』秀良子/東京漫画社)
見た目は黒髪に切れ長の目、シュッとした顔立ちが印象的な“塩顔”イケメンのコマノ。その発言とたたずまいに、第一印象は少し“軽さ(チャラさ?)”を感じるかもしれません。また、幼少期から恋愛対象が男性な夏樹に対し、これまで女性としか付き合ったことがないコマノ。そんなコマノが夏樹を気にかけアプローチするのですが、軽さも相まって、もちろん最初は全く相手にされませんでした。
しかし、第一印象からは想像もできないほど“一途”に夏樹を思うコマノ。自身のセクシャリティにコンプレックスを感じている夏樹のすべてを肯定して受け入れる懐の広さや、好きな人(夏樹)に対しても周囲の友人に対しても嘘偽りのない素直な性格がとにかくイケメン! 意外にも相手をよく見ており、夏樹の異変にいち早く気づく聡いところも魅力的。徐々にほだされていく夏樹と共に、身も心もイケメンなコマノに読者も魅了されていくはずです。