「排便なんてしょっちゅうです」
いっぽうSNSの騒ぎをどう思うか、池袋の駅前の歩道で清掃作業に当たる70代のBさんにたずねると、屋外ではよくあることだと返ってきた。
「夜中は公園でも行って排便すればいいのに駅の中(建物構内)に入って通路だとか地下鉄の出入り口の横で排便しちゃうんだよね。最近では排便を掃除したのは3日ぐらい前かな。以前は西武(百貨店)の人は朝、開店前に店の前を掃除してくれて我々も楽だったよ。
外国人観光客が排便をすることはないと思う。池袋はアニメとか漫画の世界的な情報の発信基地で外国の人もよく来るでしょ。そういう人たちにやっぱり汚いところを見せたくないよね」(Bさん)
清掃ボランティアの60代女性・Cさんも、便を片付けたというベンチを指さしながら街の路上の状態を嘆いた。
「あそこ(のベンチ)は掃除をしました。みんなそれを知らずに座っているんです。排便なんてしょっちゅうです。嘔吐も。どんな感染症があるかわからないので気を付けています」(Cさん)
ただ西口広場の警備員の70代男性・Dさんはやや同情的だ。
「ここは午前0時に公衆トイレが使えなくなるので、夜中は公園の外側の道とかでしちゃう人はいます。飲食店も閉まるところが多いし、コンビニのトイレも使えないので、行ける場所がなくなってしまうんだと思います。
今回のSNSでの話が本当なら、(ヨドバシカメラは)新しくできたばかりですし、トイレの場所が分からなくなってやっちゃった、という事情があるのかもしれませんね」(Dさん)
誰しも外出中に腹痛に襲われた経験はあるはずだ。処理する人の苦労は大変で、意図的な行為なら論外だが、「間に合わない」という目に遭った人をそう責めるわけにもいかないし、現場となった店舗を奇異な目で見ることもおかしい。
また、池袋に限らず、多くの人が集まる繁華街ではこのようなことは日常茶飯事なのだろう。街をきれいに保つよう日々清掃する人たちがいることを忘れてはならない。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













