バズりで集客、ステマと誤解を招くことも…
――集英社オンラインでの取材は1年ぶりです。昨年は東京・恵比寿にメイクスタジオ「RALMEHOUSE」をオープンさせたばかりでした。あれから1年、どう過ごされていましたか。
藤川らるむ(以下同) 2025年は完全に経営に超集中って感じでした。2024年にオープンして、最初の3か月ぐらいは全然暇だったんですけれど、2025年に入ってからはありがたいことに忙しくさせてもらいました。
――店が忙しくなるきっかけはあったんですか?
SNSでバズらせることが、大きかったかなと思います。私自身がXでバズったり、店に来てくれたインフルエンサーさんたちがバズらせてくれたり。バズりを作り続けることが、集客につながりました。
最近だとSNSでアイドルじゃないと批判された「夜明けのアイリス」の石田詩音さんのメイクが3400万インプレッションになりました。
――藤川さんとSNSというと、炎上というイメージもあります。
炎上もありました(笑)。やっぱりバズりと炎上って紙一重みたいな感じなので。昨年5月にXの「バズり構文」を使って「6,500円で顔の黄金比分析してもらえて、眉毛のメイクレッスンも出来るのお得過ぎない?可愛くなりたい人/垢抜けたい人全員行くべき。」と自分の店の紹介をしたんですが、その投稿がバズったのはよかったんですが、ステマだと勘違いされて若干炎上しました
投稿がバズったことで店の予約も入りましたし、集客にはつながったのでトータルでいえばプラスではあるんですけど、店の見え方として良くないかなとも感じていて。ちょっと間違えたかなって思ってます。
――これまでの藤川さんだとあくまで個人で責任を取るから自由にできたけれど、経営者として店を考えると、できなくなったんですね。
今は12人ほど業務委託でスタッフを雇っています。私が炎上するだけで済むのならいいですが、スタッフにもダメージがくるかもしれない。守るものができたというか、好き勝手な発信は少し控えないとなと思い始めました。何かあったらお店に反応がダイレクトに影響が出てしまうので。
だから、あまり感情では動かなくなりましたね。あと先のことを考えられるようになりました。「これを発言したらどうなるか」「こんなふうにSNSが伸びても、集客にはならないよね」とか。今までのようにただ数字を取れればいい訳じゃなくて、店の集客に繋がるのか、メイクが話題になるのかとか、そういう観点でバズを作るようになりました。












