『恋におちたシェイクスピア』(1998) Shakespeare in Love 上映時間:2時間3分/アメリカ
『ロミオとジュリエット』を製作中ながらスランプに陥った劇作家シェイクスピア(ジョセフ・ファインズ)は、オーディションにやってきたトマス・ケントの演技に目を止める。実はトマスは、芝居好きの資産家の娘ヴァイオラ(グウィネス・パルトロウ)が、女性の演劇出演のタブーを破って男装をした姿だった。ふたりはたちまち恋に落ち、男装のヴァイオラ主演で芝居の製作もはかどる。が、ヴァイオラは、親の決めたウェセックス卿(コリン・ファース)との結婚を目前に控えていた。
グウィネス・パルトロウ
1972年9月27日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス出身。父はプロデューサーのブルース・パルトロウ、母は女優のブライス・ダナー、弟は映画監督のジェイク・パルトロウ。1991年に『過ぎゆく夏』で映画初出演を果たした。1995年にブラッド・ピットの妻役として出演した『セブン』(1995)で注目を集め、『恋におちたシェイクスピア』(1998)でアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞などの主演女優賞を受賞した。主な出演作は『リプリー』(1999)『愛しのローズマリー』(2001)『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』(2005)『アイアンマン』(2008〜)シリーズなど。
語り/戸田奈津子 アートワーク/長場雄 文/松山梢