食事は素敵な行為
7食も自宅で用意するのは手間がかかるため、外食も多い。店選びには彼女なりの明確な基準がある。それが「食べ放題」だ。
「まず、90分の時間制限があるお店は選びません。だって、時間が足りないじゃないですか。180分あれば最高ですが、普段は120分の食べ放題に行きます。
だから、焼肉なら牛角は90分制のコースが多く私には短いので選択肢から外れて、焼肉きんぐや安安に行きがちですね。焼肉に限らず、お寿司もスイーツも食べ放題にばかり行っているので、食べ放題事情には詳しいですよ」
SNSを中心に活動の幅を広げる彼女は、自らを「令和の大食いタレント」だと位置づけている。多くの大食いタレントが発信の場をテレビからYouTubeへ移しているなか、彼女はそれだけではなく、TikTokやInstagramなど幅広いSNSを活用している。
「テレビに出演することで、中高年の方から街で声をかけられることも増えました。YouTubeでも大食いは人気ジャンルなので、ファンはつきやすいです。しかし、SNSをやらなければ、若い世代から支持を集めることはできない。
実際、私のフォロワーや動画の視聴者層は10代から20代の女性がほとんどです。つまり、大食いをもっと広めるためには、テレビやYouTubeだけではなく、SNSにも力を入れる必要があります。実は多くの大食いタレントの方々は、まだSNSに十分注力できていないので、私は意識的にそこをカバーしようとしています」
そんな彼女のフォロワーは、大食いファンだけではない。食に悩みを抱える人たちからも、多くの反響が寄せられている。
「ダイエット中の女性や妊婦の方からも、コメントをいただきます。『つわりで思うように食べられなかったので、たくさん食べてる姿を見て食欲が湧きました』とか。私の食べてる姿が誰かのためになってるなら嬉しいです」
だからこそ、動画の最後には、食後に膨らんだお腹をあえて映すことも多い。それもまた、彼女が大切にしている表現のひとつだ。
「今は『細いことが正義』だと思われている部分もあります。でも、人間は食べたら食べた分だけお腹は出ます。それは私が食事をしたことの証明にもなります。
本来、食事は素敵な行為ですし、食べることは幸せなこと。でも、世の中には『食べることは悪いこと』だと捉えてしまう人もいます。さまざまな事情はあると思いますが私の動画を見て、食事に興味を持ってくれたら嬉しいです」














