彼のお店を手伝いたいからAVを引退
志戸哲也氏が撮影、出演する個人AVメーカーに自ら応募し、“素人”として出演するや否や、またたく間に人気セクシー女優となった加美杏奈さん。
「業界に入ったことに後悔はないし、本当に楽しかった」
そうAV生活を振り返る彼女は2023年9月に女優業を引退。現在は初共演相手にして人生の伴侶となった志戸氏が経営する、東京都港区新橋のポーカーハウス「化猫ポーカー倶楽部」で従業員として働き、夫を支えている。
特殊過ぎる出会いに加え、公私で時間をともにすることが多いふたりの結婚生活とはどんなものなのか、話を聞いた。
――本日、取材場所として伺ったのが「化猫ポーカー倶楽部」。ポーカーに興じられるこういった店舗があるとは知りませんでした。
志戸哲也(以下、志戸) ポーカー人気というのは確実に高まってきていて、ポーカーハウスは都内だけでも100店舗以上あるんじゃないかな。その中でも、うちはまあまあ(経営が)うまくいってるほうだと思いますよ。
――加美さんはこちらで働かれてるんですよね?
加美杏奈(以下、加美) そうです。彼を手伝いたいから、AV女優を引退しました。
志戸 もともと別の知人と共同経営でやってたんですけど、いろいろあってうまくいかなくなり、毎月100~200万の赤字を垂れ流してました。
AVメーカー時代の貯金もなくなってきてたし、共同経営者とも別れたから損切りしようかと思ってたところ、彼女がAVを辞めて手伝いたいと。
当初は彼女に人気者になってほしくて大手プロダクションに紹介したけど、僕も業界を知ってるだけに、あの世界にずっと入れとくのもどうなんやろと思ってた。だから、一緒にやっていくことにしたんです。