じゃがりこがきっかけで生まれたコーナー
そのメールを読んで、水川が怒りはじめました。
「お前、遅刻したくせにじゃがりこ食うな!」
その怒りは発言とともにどんどんエスカレートしていきます。
「遅刻してんのに味のするもん食うな。反省してる人間はじゃがりこ買わないんだよ!」
なんで遅刻した人間が新幹線でじゃがりこ食ってんだと。遅刻した人間らしく静かに反省してろと。そういう主張なんですけど、これは本当に子どもの主張というか、論理もなにもない動物的な怒りです。反省することと、じゃがりこを食うことは、結びつけて考えることじゃない。まったく関係ないことですから。
遅刻するなっていうキレ方だったらわかります。ちゃんと起きろとかね。でも遅刻したやつが新幹線でじゃがりこ食うなって、これはもう暴論ですから。どういう意味? 本当に首をかしげますよ。
だってねえ、じゃがりこ食わなかったら私、劇場に間に合うんですか? じゃがりこ食わずに反省した雰囲気をだしていたら、新幹線のスピードがあがるんですか? そんなシステムありませんよ。ちゃんと決められたスピードで走って、時間通りに到着するわけです。
じゃがりこ食ってようが食っていまいが、正座してようが寝てようが、私が乗ってるのぞみの速さは変わらないんですよ。ただのやつあたりです、水川がしてるのは。
そもそも、私は反省していますからね。大阪の劇場のスタッフのみなさん、一緒に出演する芸人さん、マネージャー、もちろん相方の水川にも、全方位に対して申し訳ないと思っています。それなのになんでじゃがりこ食っただけで、こんな怒られなきゃならないんでしょう。
この日から、TBSラジオ「空気階段の踊り場」に「なんか怒られました」のコーナーができました。私が新幹線でじゃがりこ食ってたらなんか知らないけど水川に怒られた、というような話をリスナーに投稿してもらうものです。このときから今までずっと続いているコーナーです。
あれから4年たちましたけど、水川はまだ納得してない。やっぱり暴論を振りかざす人って他の人の意見をきけないんですね。あいつはいまだにたぶん自分が正しいと思ってます。あいつが自分の間違いに気づくまで「なんか怒られました」は続くんだと思います。













