“どん底の時期”を知っている…スタッフに感謝

地上波でこそ露出はほとんどないが、山本裕典はすでにABEMAの人気番組『愛のハイエナ』のホスト企画で大きな反響を呼んでいる。

過去のスキャンダルや人間臭さまでさらけ出す“等身大の姿”が注目を集め、ネット番組の世界では確かな存在感を示している。

山本裕典(撮影/村上庄吾)
山本裕典(撮影/村上庄吾)
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それでもなお地上波復帰を悲願としている山本に、現在の活躍に対する手応えを尋ねたところ、意外にも前向きな様子でこう語った。

「『愛のハイエナ』に出会ってから、スタッフさんも含めて、僕の人生を変えてくれたって本気で思っています。

自分の責任でもあるけど、飲み屋で稼ぎながら役者の仕事にしがみついていた“どん底の時期”を知っているからこそ、今回のフルマラソン企画みたいな大役を任せてもらえる今の環境には、愛もあるし、感謝もあります」

2023年に取材に応じた際の山本裕典(撮影/村上庄吾)
2023年に取材に応じた際の山本裕典(撮影/村上庄吾)

だが、“等身大の魅力”で存在感を築いた山本が、そのままスポンサーありきの地上波で歓迎されるかといえば、また別の話だ。

では、なぜ手越は地上波に戻れ、山本はいまだそこに届かないのか。テレビ関係者はこう分析する。

「手越さんは、女性関係で週刊誌に書かれることはあっても、自分の口から積極的に面白おかしく語ってきたタイプではない。

そこをあえて前に出さず、あくまで歌やアーティスト性、華のあるキャラクターによって、そこからは一線を引いてきたからこそ、地上波復活につながったんだと思います」

『世界の果てまでイッテQ!』で約6年ぶりのスタジオ復帰を果たした手越祐也(写真/共同通信社)
『世界の果てまでイッテQ!』で約6年ぶりのスタジオ復帰を果たした手越祐也(写真/共同通信社)

さらに、手越の地上波復帰をめぐっては、本人のタレント性だけでなく、テレビから距離を置いていた経緯や、復帰を後押しした周囲の存在も見逃せない。別の芸能関係者は、こう指摘する。

「手越さんが地上波から遠ざかった理由は、旧ジャニーズ事務所(社名変更後はSMILE-UP.。マネジメントはSTARTO ENTERTAINMENTへ移行)を辞めたこともかなり大きかったと思うんです。最初の頃は、本人も“別にテレビに出なくてもいい”というスタンスに見えていましたけど、ある時期からYouTubeの更新が止まって、空気が変わった。

あの頃から、本人の中でも地上波復帰を意識し始めたんじゃないかと思います。もともとテレビの現場での存在感はありましたし、『イッテQ!』で長年共演していた宮川大輔さんや内村光良さんの応援も大きかったのではないかと思います」

また、前出の芸能関係者は、2人に共通する資質として“人たらし”な一面を挙げる。

「手越さんも山本さんも、どちらも人を惹きつけるタイプなんです。女性からどう見えるかはまた別かもしれませんが、男性からの支持は強くて、近くにいる人ほど悪く言わない。“またご一緒したい”と思わせる魅力があるんですよ」