「ネットにおもちゃにされようが、俺はそれでいい」
一時は“遊び人”として週刊誌の常連でよくも悪くも人を惹きつけた2人だが、復帰への道のりは対照的だ。
山本は、近年の活動を経て生まれた自身の変化についてこう語る。
「正直、もし今後また地上波で声をかけてもらえることがあるなら、“こんなクソみたいな俺でもいいんですか”っていうスタンスです。でも、地上波に限らず、使ってみようとか、一緒に仕事したいって思ってくれる人がいるなら、求められている以上のものを返したい。
ここ数年はネット番組やイベントの仕事も増えて、役者というよりタレントみたいになってきたなと思うこともあるんですけど、忘れられなければ、興味持ってもらえれば、よくも悪くも、ネットにおもちゃにされようが、俺はそれでいいのかなって腹をくくれるようになりました」
覚悟を決めたことで、見える景色も変わってきたようだ。
「今はもう楽しいですよ。お金とかの問題がないって言ったらウソだけど、ホストをやってても、マラソンしてても、パチンコの仕事をしてても苦じゃない。
全国を回る中で『応援してます』『昔から大好きでした』って声をかけてもらえて、こんなに応援してくれる人がいたんだって気づけたのは大きいですね。
もうモテませんよ(笑)。それこそ朝方まで飲んで一人で、ベロベロになりながらトコトコ帰るなんてこともしょっちゅうですし、でも今がとても楽しいです」
山本は、地上波という物差しでは測れない場所で、再び自分の居場所を作り始めている。手越が“私生活を切り売りしない強さ”で地上波に戻ったとするなら、山本は“さらけ出す強さ”で生き残っている。その違いこそあるが、40歳を前にした二人の活躍を期待したい。
取材・文/鮫島りん 集英社オンライン編集部ニュース班














