検察側の被告人質問で矛盾を徹底的に追及されて…
「この裁判では全ての罪の共犯として懲役23年の刑が確定し服役中の小西優花受刑囚(21)が『梨瑚さんがAさんの背中を両手で押した』と証言しています。
さらに監禁の共犯として逮捕された少年X(事件当時16歳の無職)と少女Y(同16歳の女子高生)も終始内田被告の主導で犯行が進められた経緯を証言しています。
一方で内田被告は、物証が豊富で責任を免れない不同意わいせつと監禁については早々に認めたものの、Aさんを死に至らしめたことについては一貫して関与を否定。
5月29日の弁護側の被告人質問でも、欄干に座らせたAさんに『死ね』『落ちろ』と罵声を浴びせ続けた理由を『Aさんが死にたいと言い出したから、本気かどうか確かめただけ』という強弁を繰り返しました。
しかし、Aさんを神居古潭地区で突然全裸にさせた動機を弁護士に問われて、『本当に死にたい人なら服を脱ぐことは平気と思った』と証言したことが逆効果だったようです。
ストーリー展開が無理筋と思ったのか、以降を曖昧に流した弁護側と異なり、検察側はこの日の被告人質問で徹底的に突いたことで矛盾が拡大しました。
結果的に内田被告は、殺人や不同意わいせつ致死について『未必の故意』を認めたに等しい証言をしました。少なくとも傍聴席にはそうした空気が流れたことは確かです」(社会部デスク)
♯20でも詳報したが、内田被告はAさんを全裸にした理由を弁護士に問われ、こう答えていた。
「Aさんが死にたいと言っていたので、本当なのかどうか確かめようと思いました。本当に死にたい人なら、なんの説明もなく理由もなく服を脱ぐことは平気だと思っていたので『服脱いで』と言いました。
本当に脱ぐとは思っていなかったので、びっくりしました。死ぬ気がないのに死にますと言うのはやめてほしいと言おうと思いました」












