注目が集まる、18歳の特定少年と16歳の少年の量刑
事件を巡って起訴されたのは、長谷さんの交際相手の八木原亜麻被告(当時20)とその友人の川村被告(当時20)、当時18歳の元アルバイトの川口侑斗被告、同じく当時18歳の元高校生・瀧澤海裕被告、そして当時17歳、16歳だった少年2名の計6名。
「川村被告ら3人は川口被告らと共謀の上、24年10月25日から26日にかけ、江別市の公園で長谷さんに殴る蹴るなどの暴行を加えた上、『全部、出せ』などと言って現金やクレジットカードを奪い、長谷さんを外傷性ショックで死亡させるなどしたとされます。3人は、いずれも起訴事実を認めています」(社会部記者)
法廷では犯行時に少年らが撮影した動画や、長谷さんが遺した音声データ、事件当日のLINEのやり取りが公開され、その残虐さが浮き彫りになった。
検察側は、金品を要求してからの被告らの暴行は約2時間にも及ぶ執拗なものであり、この長時間の暴行によって長谷さんが死亡したため、「強盗致死罪」に該当すると主張。一方、弁護側は、3人の被告は主犯格とされる川口被告に同調しただけで従属的な立場だったことを強調してきた。
「裁判長は『詳細は終局で話すが、解剖医の証言や被害者の遺体の状況から金品を要求したあとの暴行で死亡したと認定できる』と、検察側の主張である『強盗致死罪』の成立を認めました。強盗致死罪は原則、死刑か無期拘禁刑と定められている極めて重い罪です」(同前)
特に注目が集まるのが、当時18歳で特定少年の瀧澤海裕被告、そして当時16歳の少年(以下、D)への量刑だ。
「特定少年は2022年の改正少年法でできた新しい定義で、『犯罪行為に及んだ18歳、19歳の少年』を指す。17歳以下と同様に少年法が適用されるものの、重大犯罪をおかした場合は実名報道、厳罰化の対象となり、20歳以上と同様の刑罰が科される可能性が高くなる」(同前)













