「段差解消スロープ」をめぐりSNSで行なわれた区長と店主のやり取りとは
日本最大級の電気街やサブカルチャーの聖地として世界中から観光客が集まる街・秋葉原。
中央通りをはじめ路上に置かれた看板、のぼり旗、商品陳列などが“ゴチャッとした秋葉原の魅力”である一方、通行の妨げなどで恒常的に問題になっていた。2021年に就任した樋口高顕千代田区長は秋葉原エリアの文化発信や再開発などにも意欲的で、その中でも秋葉原エリアの安全確保の一環で、路上障害物への警告・指導に力を入れてきた。
4月17日、千代田区は万世橋警察署、東京都第一建設事務所と合同で、都道である秋葉原中央通りの路上障害物への警告と指導を行なった。樋口区長はそれを引用する形で4月20日にX上に次のようにポスト。
〈今後もお困りのことなど安全生活課までお寄せください〉(4月20日の樋口区長のXのポスト)
これに対し、引用する形で電気街の中華料理店の2代目店主が次のように投稿した。
「昨日千代田区役所の人が来ました。スロープを撤去するようにと。ベビーカーや車椅子のお客様の為と言っても通じません。うちの店だけに限らず他の店舗やビルの方たちも大変だと思います。一番大変なのは、台車で荷物を運ぶ人だと思います」
すると樋口区長は4月23日、この店主のポストを引用する形でこう投稿した。
〈所管と確認しましたのでご報告いたします。先日、近隣の方から「雨のとき雨水枡まで水が流れない」「水たまりがあって困る」とご相談いただきました。区職員が現地確認し、原因がスロープ・鉄板設置によるものと分かり、昨日、法令に基づき撤去を要請しました。お店の方からは「ベビーカーや車椅子の方、台車で運ぶ方が大変」とのご意見がありましたが、コンクリート段差解消・切り下げの手続きしていただくようにお伝えしています。水たまりのこともあり、近隣のご迷惑にもなりますので、ご理解をいただければ幸いです〉












