内田被告と小西受刑囚は「死ね」と100回以上女子高生を罵倒していた

「弁護側の反対尋問は、基本的に検察側の主尋問をトレースしたような内容で特別な新味はありませんでした。あまり突っ込んでいくと内田被告への不利な証言が積み重なるだろうとの判断でしょう。

しかし、神居大橋でのAさんに対する『早く死ね』という執拗な罵倒が殺意に基づくものかという質問は、小西証人から『殺意があったと思うし、あの場面では被害者の子は死ぬ一択しかなかったと思う。

私も梨瑚さんも「死ね」と100回以上は言っていたので、私たちの言葉に従う以外は方法はなかったと思います』という証言を引き出した。

この証言を聞いている間も、内田被告は表情を変えず真っ直ぐ前を見て動揺した様子も見せず、貫禄すら漂わせるほどでした」(社会部デスク)

内田被告(本人SNSより)
内田被告(本人SNSより)
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主尋問と反対尋問を終えた小西受刑囚に、裁判長と両陪席の裁判官から質問があった。犯行当時小西受刑囚は内田被告に「舎弟」扱いされていたが、左陪席はこう投げかけた。

「舎弟をすることで仕事に代わる収益はありましたか?」

即座に否定した小西受刑囚は、それならなぜ「舎弟」を続けるのかという質問に、当時の交際相手が内田被告の友達だったからと回答。さらに、Aさんに対して行なった平手打ちを以前にもしたことがあるかと問われると、こう答えた。

「小学生の時に小学生同士のワーみたいな喧嘩はありましたが、今回したような暴行は一切ありませんでした。(なぜ今回暴力を振るったか?)自分のことしか考えてなかったんだなと思っていて。防犯カメラに写ってしまった、(警察に)捕まってしまうかもしれない不安とか私自身のことが原因で怒りが被害者に向いてしまいました」。

小西受刑囚(写真/知人提供)
小西受刑囚(写真/知人提供)