値上げ後は既存店でも増収をキープ
良品計画の2024年8月期第3四半期(2023年9月1日~2024年5月31日)の営業収益は、前期比13.7%増の4956億円、営業利益は同87.3%増の424億円だった。営業利益率は8.6%。前年同期間の5.2%から3.4ポイントも改善した。
かねて中期経営計画「3ヶ年ローリング計画」にて、2025年8月期の営業利益率を8.1%と設定していた。今期は前倒しでこれを達成しそうな勢いだ。
良品計画は調達原価をもとにある程度の値下げを加味した価格を設定し、店頭売価を決めるという特徴があるが、現在は値下げの抑制にも努めている。そのため、国内事業に限定すると、営業利益率は3.8%から10.5%まで大きく伸ばしているのだ。また、営業収益の4割ほどは海外事業によるもので、円安メリットも働きやすい。
しかし、国内事業の著しい収益改善を見ると、値上げや値下げ抑制効果が極めて効果的だったことがわかる。