元国民的アイドルは一晩で1000万円!?

パパ活を始めたのは26歳の頃。街で声をかけてきたスカウトマンに、とある高級交際クラブを紹介されたのがきっかけだった。

「一応、芸能人専門の交際クラブでした。芸能関係の仕事をしていないと登録させてもらえない。ネットとかでも出てこないようなところです」

当時は元国民的アイドルグループの人気メンバーや、少年誌の表紙を飾るようなグラビアアイドルも登録していたようだ。

「誰が在籍しているかはわからない仕組みにはなっているんですけど、酔ったパパが女の子のリストを見せてくるんですよ(笑)。パパたちは動画を撮ったりしてますし、LINEのやりとりも見せてくれます。

だから『絶対に流出しない』パパ活って存在しないと思いますよ。元国民的アイドルは1回1000万円、元グラドルは200万円とか。だから私の1回10万円はその交際クラブの中では安いほうですね」

余談だが、元国民的アイドルは当時パパ活女子界隈で相当な「ホスト狂い」として評判だったようで、パパ活で荒稼ぎし歌舞伎町に通っていたんだとか。

「1回1000万円なら10回したら1億円! そりゃホストに狂えますよね〜。

『彼女よりレベルの低い女を抱いて、彼女がいい女だと再認識したい』っていうインフルエンサーなんかもいましたね。毎回チップを30万円以上くれたので、悪態をつかれても何も気になりませんでした」

野崎ゆりかさん(本人提供)
野崎ゆりかさん(本人提供)
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ゆりかさんは月に300万円ほどをセクシー女優として稼ぎ、パパ活では多い月だと1000万円以上稼いだ。高級エステに連日通い、デパートでは値札を見ずに服やバックを購入。たまに行くホストクラブで200万円ぐらい使っても「貯金は増えていくばかりでした」と振り返る。

「タワマンに住んでいたんですけど、その家賃は定期のパパが払ってくれていたし、パパ活女子と毎週のように高級レストランに行ったりしてました。今思えば金銭感覚が狂っているし、もう正常に判断できてなかったんですよね」