【世界大恐慌再び!?】2024年金融大暴落「グレートリセット」が、全世界にリーマン・ショックの10倍のショックをもたらす理由

新たな日銀総裁・植田氏に期待される政策とは?

2023年2月10日(金曜日)、日銀の新総裁として植田和男氏(東京大学名誉教授、マクロ経済学者で元日銀審議委員)が黒田日銀総裁の後任として起用されることが発表された。

その直後から一時的には、為替市場も株式市場も波乱含みの様相を呈していたが、個人的な見立てではあるが、為替市場、特にドル/円のマーケット、そして円金利市場、さらには株式市場のいずれに与える影響いずれも、当面は限定的に過ぎないと見ている。

元米財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏は、「日本のベン・バーナンキだと考えてもいいだろう」と評している。さらに植田氏が、バーナンキ元FRB議長と、ほぼ同じ時期に米マサチューセッツ工科大学(MIT)で学び、同氏の論文の指導者も同じであったことも指摘。

「植田氏はバーナンキ氏と金融経済における同じような分野を専門とし、穏やかで学者らしい学問的な話し方をするが、決断力もある」とリップ・サービスさながらだった。

ただ続けて、「日本では極めて複雑な問題が待ち受けている。イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策をいつまでも維持することはできないと思う。植田氏の能力が試されることになる」と語った。この文言でサマーズが言いたいところはここだ。イールドカーブコントロールをいつまでも続けることはできないぞ!ということが、含意である。