2組のみんなは「助けてー」って消防士さんに叫んでいた

現場は都電荒川線の滝野川一丁目停留所南西約150メートルの住宅街密集地。校舎から猛烈な勢いで立ちのぼる黒煙やおびただしい数の緊急車両に、付近は一時騒然となった。

地元住民提供(撮影/集英社オンライン)
地元住民提供(撮影/集英社オンライン)
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「出火したのは鉄筋コンクリート4階建ての校舎の最上階で、音楽室では当時5年生が授業中でした。隣接する音楽準備室から焦げくさい臭いがしたため扉を開けると、猛煙が立ち込めた。音楽室や音楽準備室にはスプリンクラーがなく、一気に燃え広がったようです。

音楽準備室には過去に使用していたストーブがあり、これを点検中だったという情報もあり、警視庁が原因を調べています。なお、同校の敷地内には現在園舎を建て替え中の近くの幼稚園が間借り入居していますが、約40人の園児ら全員も逃げ出して無事を確認しています」(警視庁担当記者)

出火当時、音楽室と同じ4階で授業を受けていた5年生の女子児童が保護者同席のもと取材に応じてくれた。

「社会の授業を受けていたら煙が教室に入ってきそうになって怖くて気づきました。教室の中も白くなってるくらい煙が来てて。先生が『教室から出て避難して』って言って、それでみんなバラバラに走って逃げて、階段を降りて校庭に行って、けっこう泣いていて…。

そのあと先生が校庭で人数を確認して飛鳥山に向かった。普段、火事とか地震とかの訓練はしていたから避難はすぐできた。でも、普段の訓練よりもみんなが騒いでる感じでした。避難した後は友達と『(音楽室にいた)2組大丈夫かな』って話していました。

煙が音楽室から来てたから2組の生徒は窓から避難するってなっていて。校舎を見ると窓の外の出っ張りのところにみんな座っていて、私たちは校庭からそれを見ていました。2組のみんなは『助けてー』って消防士さんに叫んでいました」

取材に応じてくれた女子児童(撮影/集英社オンライン)
取材に応じてくれた女子児童(撮影/集英社オンライン)