なぜ決勝であのネタを選んだのか

—後輩たちからしたら「俺たちがその後出るかもしれないTHE SECONDで……」

友保 何してくれてんねんと(笑)。いや応援してくれたんだとおもいますけどね。確かに何してんねん。

—みなさん優勝してテレビに出演する金属バットが見たかったのかもしれない。あの優勝特典の「フジテレビ22番組出演権」パネルをもらうところを。

友保 もし優勝したらあのパネルは隣の人に渡そうと思ってました。お裾分けですね。

小林 出れる「権利」ですからね。

—THE SECONDの優勝賞金って1000万円でしたっけ。

友保 いや、俺が聞いたんは、でっかい車のタイヤを3つもらえるって聞いたよ。

小林 パジェロのか?

友保 パジェロよりもっとでっかいアメ車のタイヤ。1個足りんらしい。

—3つのタイヤには何かメッセージがあるのでしょうか。

友保 知りません。フリーメイソンじゃないですかね。

小林 でっかいタイヤ3つ、60万円くらいか。

—SNSでは「なぜ金属バットは決勝戦であのネタをしたのか」という考察がたくさんされていましたね。

友保 いいでしょうエヴァンゲリオンみたいで。エヴァンゲリオン漫才、ネルフ漫才。ネル漫ですわ。

新世紀エヴァンゲリオン(写真/shutterstock)
新世紀エヴァンゲリオン(写真/shutterstock)
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—お二人はこれまでも「THE SECONDはヤラセ」ということをずっと唱えられてきていました。

友保 ヤラセです。俺は決勝の直前にお腹ツンツンされましたし。口から屁こいてしもたし。

—今大会の初戦が盟友のヤングさんということで、事前インタビューでは「全く緊張感がない」とおっしゃっていましたが、当日はいかがでしたか。

友保 いや、でもだいぶエモい対戦になったのではと自負しております。これみなさまが見たいエモさを提供できたんじゃないかと、ちょっと自負しておりますね。最高のエモさを、食卓に。

—ヤングさんとはどのようなお話されたんですか?

友保 「いい大会にしよう」。

小林 そして固い握手。

友保 あん時の「亀」の感じを再現しよなって。

—「亀」とはヤングさんが経営されている「ライブ喫茶 亀」ですね。

友保 みなさまの食卓に最高のエモさを提供するのが我々の仕事なんで。

小林 結果発表のときにハグはした方が良かったかもしれない。それせんかったんはこっちの落ち度です。

—ヤングさんめっちゃウケてらっしゃった。

友保 ……あのときの「亀」みたいでしたね……。

小林 確実に「亀」の客が5人増えるんじゃないですか。

友保 5人増えたらたぶん入りきらんで。

後編へつづく

取材・文/西澤千央