文春砲じゃなくて、文春マルシェ?
雑誌には美味しいモノが必ずと言っていいほど載っていて切っても切れぬ仲。
なので「dancyu」の「dancyu.com」や「東京カレンダー」の「東京カレンダーセレクト」など、食の雑誌がお取り寄せサイトを運営するのに不思議はないけど、あの文藝春秋社がお取り寄せサイトを始めたとは意外でした。
でも私のバイブルである「東京いい店うまい店」を手掛けた柏原光太郎さんがチーフプロデューサーを務められ、さらには専任の敏腕バイヤーがいると聞いて、こりゃ本気だ、間違いなくおいしいものが並ぶなとオープンを楽しみにしていたんです。
その名も「文春マルシェ」。
https://shop.bunshun.jp/store/top.aspx
なんのひねりもない「そのまんまじゃん!」ってネーミングですが、名前はわかりやすい方がいいのかも。
で、こちらの何がいいかっていうと、ショッピングサイトってそそられるものがありすぎて何を選べばいいのだろうかと悩むじゃないですか。
でもここで販売している商品には単なる説明だけでなくストーリーが書いてあるんです。
バイヤーさんが選んだ理由や生産者さんの想いが文章から伝わってくる。
それに写真もめちゃくちゃ綺麗で、きっと食いしん坊が撮ってるに違いないと思われる仕上がり。
さらに著名人オススメのものとそれにまつわるお話を書いた「美味随筆」ってコラムや、スタッフが書いた「推しグルメ」と「バイヤーイチオシ」があり、まるで雑誌そのもの!
“読んで買って食べておいしい”があるんです。さすが文藝春秋!
おうちごはんでそんな素敵なエピソードを語ってあげるとおいしさもひとしおってものです。