筋トレしたらモテるのか?
肉体改造が成功した白石さんは、パーソナルトレーナーをされている白石千賀子さんと2015年に結婚。現在は奥様との時間が何よりも癒しの時間と語る。
しかし、その直前までは、合コンに明け暮れる生活を送っていたという。さぞ、モテた(あるいは今もモテている)のでは――? そう問い詰めると、彼は白い歯を見せながら快活に笑った。
「いや、それはですね、横の繋がり効果で、20、30代のかっこいいマッチョの男の子と友達になって、写真を撮らせてもらって、『今度一緒に飲みに行こう、女の子も連れてくるから』って言って誘ったんです。女性たちにはその写真を見せながら、『僕と飲みに行くと、このマッチョな子たちとも一緒に飲めるよ』って。それでずっと合コンをやっていました(笑)」
筋肉量が増せば、当然、見るからに「オス」らしさが増していく。テストステロン全開炸裂。男の中の男。そうなってくれば、どうしたって聞いてみたいことがある。
つまり、人間の三大欲求のうちの「一つ」にも、大きな変化があるのでは――。「下品も品のうち」、思い切って質問をぶつけてみると、彼からは想像の斜め上からの返答が返ってきた。
「いやあ、よく聞かれるんですけど、それは昔からずっとなんですよね(笑)。恥ずかしいですが、男性ホルモンはずっと高めのままです。よく、減量中やコンテスト前、みんな『そういうものがなくなる』って言うんですけど、感じたことは一度もないです。
朝も元気ですし、むしろ元気がないときはインフルエンザとかになってる時ぐらいで、自分の健康状態を教えてくれているというか(笑)。
もしかしたら、40代以降はトレーニングによってそれが保たれて、落ちていないのかもしれませんね」(白石さん)
自分の人生を、文字通り「上向きに」保つ上で、それが落ちないことは、特に人生の後半を生きる男性を照らす一筋の光たりえるかも知れない。とにかく、彼の身体から発せられる、圧倒的な存在感、もっと言えば威圧感に、(筆者は同世代ながら)圧倒されてしまったほどだから。













