怒涛の日々を見越して介護保険を急ぐ
怒鳴りはしたものの、その後の怒涛の展開を考えると話し合わなければいけないことはたくさんあると思い返し、私は冷静さを取り戻します。
両親とこの先の生活について話し合いました。
末期がんの場合、40歳以上であれば、要介護・要支援状態になった場合には介護険でサービスを受けることができます。
すぐに介護ベッドや介護ヘルパーさんを手配しないといけない状況なのに、介護保険の申請もまだ途中という状態でした。
すぐさま母の担当のケアマネジャーさんに電話で病状を説明し、「非常に早い展開になると予想されるので、とりあえず申請を早く進めてほしい」とお願いしました。
この依頼した日は7月29日。しかしケアマネジャーさんからは、「動けるのは8月1日になる」という返事でした。
正直言って私の感覚では「遅い、遅すぎる。なんで3日もかかるねん……」というものでしたが、ケアマネジャーさんの言葉に反論せず、提案どおりでお願いしました。
当たり前ですが、地域や事業所、担当者によっていろんなやり方があります。自分の流儀を通してもろくなことにならない、無理にお願いしても軋轢を生むだけとも経験上よくわかっているので、何も言いませんでした。
人生の最終末期を何度も見ている私にとってはこの時期、すべてが激流のように進んでいくケースが多いということは、はっきりと予測していました。
私なら「3日は待たないし、待てない」、そう判断する状況です。
ただ、専門職ですら末期がんの最終末期の流れを理解してない人も少なからずいます。
そのため、家族にとっては「突然のお別れ」になってしまうこともしばしばであることをお伝えしておきたいと思います。













