「美人」の時の気持ちはもう乗り越えてる

――新曲「NG」は、ガールズグループオーディションプロジェクト「No No Girls」のテーマソングですが、楽曲制作の出発点はどこだったんですか?

ちゃんみな(以下同) テーマソングの制作を頼まれたわけではなかったんですけど、作りたいなっていう気持ちがあって。「美人」っていう楽曲を作る時に、実は10曲ぐらい作っていたんですよ。この曲はそのうちの1曲で気に入っていたので、このタイミングで改めて、トラックは変えずに作り直しましたね。

「NO」と言われ続けた過去の自分と女の子たちを救いたい。変化と戦いながら、ちゃんみなが歌う理由_1
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――当時から歌詞もできていたんですか?

その時は「Sick sick sick」から「女が死ぬ」までのブロックは作っていたので、ここだけはそのまま使って、ほかの歌詞は今回、書きました。

――「美人」の時に作っていた曲だったということですが、この「NG」は「美人」からさらに進んで、「NO」と言ってきた奴らをもう相手にしていない感じさえありますよね。その怒りをパワーに変えて、自分たちは違う世界で輝くんだという宣言にも受け取りました。

そうですね。「美人」の時の気持ちはもう全然、乗り越えてると思います。

――「No No Girls」は秋に放送予定ですが、このオーディションを今、プロデュースするに至った最大の理由はなんだったのでしょうか?

SKY-HIのゴリ推しです(笑)。前からガールズオーディションをやりたいという話はしていたんですね。でもSKY-HIが「今、どうしてもやりたい」ということで、プロデュースさせていただくことになりました。もちろん、プロデューサーとして責任を持って、救える女の子たちを救いたいっていう気持ちでやっています。

――声がその子の思いや抱えているものが現れるから、声を大事に見ていきたいとおっしゃっていましたよね。審査されていて、いい声の人はいますか?

そうですね。いますね。