長女の容疑は処分保留に…
内縁の夫によるDVに悩み、4年前に嘉麻市内の母子生活支援施設に入所していた水沼容疑者。しかし、その施設内に内縁の夫を3年以上にわたり潜伏させていた末、次女を殺害した容疑で再逮捕された。
「水沼容疑者は長女・二彩ちゃん(4)を殺害した疑いで、すでに逮捕されていましたが、13日付で処分保留となりました。その後県警は、次女・三華ちゃん(3)の首を電気コードで絞めるなどして殺害した疑いで再逮捕しました。三華ちゃんは、首と腹部を切りつけられていました。
水沼容疑者は逮捕前の任意聴取に対し『内縁の夫に嫌いと言われた。これまで尽くしてきたのは何だったんだろうと思い、死にたくなった』とも話しており、自身の首を切り付けて軽傷を負っていました。県警は無理心中を装った可能性があるとみています」(社会部記者)
一方で、捜査関係者はこう明かす。
「6年前の5月ごろ、内縁の夫と知り合った水沼容疑者は、男の居住地である福岡に引っ越してきました。ところがDVに悩まされ、いまから4年前に母子生活支援施設へ入所したものの、次女の三華ちゃんが生まれた3年前には男と連絡を取り合っており、母子生活支援施設に共に住んでいました。
自ら手にかけた我が子に対して、『申し訳ないことをした』と話しているほか、感情の起伏が激しく、ときたま涙を流すことがあります。ただ、一方でなぜ子どもを殺したかの動機については、曖昧にしか答えません。
そのほか、刃物での切りつけについても『詳細はよくわからない』『状況的に考えて自分しかいないから、私がやったことに間違いないと思う』などと話しています」
なぜ母親は幼い娘2人の命を奪うという凄惨な犯行に及んだのか――。周囲が語る水沼容疑者の人物像からは、事件前の“予兆”が浮かびあがった。
水沼容疑者は栃木県芳賀郡で育った。芳賀郡は宇都宮市の東隣に位置する。小中学校の同級生の30代男性は「人を殺すような感じの子では全然なかった」と事件直後に振り返った。
「明るいし、学級委員みたいな役もやっていました。ギャルっぽいとか荒れている感じでもなく、本当に普通の子でした。男子が悪ふざけすると『そういうことはやっちゃダメだよ』ってハキハキ言える子で、正義感は強かったと思います。絵も上手で、賞状をもらっていた記憶があります」(小中学校の同級生)













