子ども優先になりがちな家族イベント。親も「楽しい」を諦めない
今、私の周りのアラフォー世代は、若い頃は音楽フェスに行ってたけど、子どもができて足が遠のいているという友人も多い。
自然の中での野外フェスをサバイブした経験がある人ほど、子どもを連れていくなんてもってのほか。私もかつてはそう思っていた。
しかし、実際に私が幼児や小学生の子どもと一緒にフェスに参加して感じたのは、フェスは以前より子連れが参加しやすくなっていることだ。
子連れフェスの最大の魅力は、親も子も「楽しい!」を諦めなくていいこと。子育て期、家族のレジャーはどうしても子ども優先になってしまっているという人も多いと思う。しかし、子連れフェスなら、親も好きなライブを観られて、子どもも公園やテーマパーク的な遊びを楽しめる。
もちろんお互いに耐えなければいけないところはあるが、工夫次第で、親と子の「好き」を両立できるのが子連れフェスなのだ。
とはいえ、子連れフェスは無理も欲張りも禁物だ。
子連れで慣れないフェス会場では、どうしても予定は狂う。「ライブは観られたらラッキー」「子どもと一緒にフェスに来れただけで大成功」くらいの大らかな気持ちで参戦するのが、子連れフェスを楽しむコツだと思う。
そこで、本格的なフェスシーズン到来に向けて、「子連れフェス、ありかも」と思ったあなたのために、子連れフェス参加のポイントや必携アイテム、またおすすめのフェスを紹介していきたい。