話す時は最大1分で面白いことを3つ

新しい情報を適度に提供してくれる人は、相手によい印象を与えます。

何も、教養あふれる話題を提供せよと言っているのではありません。「こんなお店がおいしい」「サブスクだとこのサービスが便利」といったような、日常生活に役立ちそうなちょっとした情報でいいと思います。

仕事関係の相手であれば、業界の情報など、仕事に役立つ話題は相手も関心があるでしょう。

また「何かおすすめの映画はありますか」と聞かれたとき、「たくさんありすぎて……」と返してしまうのでは、次に話が続きません。

相手は「何か教えてほしい」と言っているのだから、「『ショーシャンクの空に』はよかったですよ」とか「インド映画の『RRR』は絶対おすすめです」など、何らかのタイトルを出したほうが、話は続きやすいでしょう。

「とっておきを1つ」話すよりも「3つ」用意して伝える…相手との距離感が縮まる話し方のコツ_1
すべての画像を見る

おすすめの情報は、2つか3つ

おすすめを聞かれて困る人は、一つに絞り切れないということがあるのではないでしょうか?

そのときは自分の「ベスト3」を挙げてみましょう。

すると、相手は自分の好きなものを選びやすいですし、相手が気に入るかどうかを気にしすぎることもなく、紹介するほうも気楽です。

それでも「こんな映画を推したら、マニアックな人と思われないかな」「ちょっとこのシーンは好みが人によって分かれるな」というようなことがあれば、おすすめのポイント別に提案してもよいと思います。

映画の話の続きで言うなら、「みんなが感動するものは○○、過激なシーンを避けたいなら○○、サスペンスが好きなら○○」のように、おすすめのポイント別に提案できるとベストです。