「僕は!!! 審査員様だ!!!」R-1審査員炎上の裏側
――『R-1グランプリ 2024』準決勝の審査員を引き受けたそうですが、他人の人生を左右しかねない審査員を引き受けることに抵抗はなかったですか?
三浦マイルドさんや中山功太さんなど歴代王者を差し置いて、つい最近チャンピオンになった僕が審査員をやることで、賛否両論が起きるとは予想していました。それでも、僕はR-1に対する愛情や感謝は誰よりも強い自信があったため、喜んで引き受けました。
――R-1優勝のトロフィーを1年間持ってメディア出演したりなど、確かに愛情は人一倍強いイメージがあります。
ピン芸人はバラエティ番組に出演してもフォローや説明をしてくる相方がいないため、なかなか立ち回りが難しい。そんなピン芸人の僕が現在テレビに出られているのは間違いなくR-1のおかげです。恩返ししたい気持ちも人一倍強いと自負しています。
――Xで「僕は!!! 審査員様だ!!!」と投稿して炎上したことにより、“否”がかなり多い賛否両論が起きました。この炎上もある意味狙い通りでしたか?
そうです。『M-1グランプリ』や『キングオブコント』と比較して、R-1は舐められているイメージがあります。なんとか注目を集めるために投稿しました。注目されることには成功はしましたが、炎上の火力があまりに大きかったことは計算外です(笑)。
――今回は異常なほどに燃え盛りました。
SNSやヤフコメを見ると、「僕が決勝の審査員をやる」と勘違いして批判している人が多かったです。それはそれで決勝を見たときに「しんいちいないじゃん!」となるので、盛り上がる要因を1つ作れたと前向きに考えています。