「91点」にえっ?ってなって…

「賞レースでは他の芸人のネタも『ウケろ!』と思って見てます」決勝初出場のコットンがキングオブコント2022で爪痕を残せた理由_4

――審査員の評価は、はっきりと割れましたね。最初の2人、山内健司さんと秋山竜次さんはそれぞれ「96」と、その日の最高点を付けました。

西村 僕はこの時点で、オール96の480(点)を想像したんですよ。

——高得点が続きそうな雰囲気はありました。

きょん これはいけると思いました。

西村
 このままいけば(470点の)や団さんと10点差つけたぞ、って思ってたんですけど、3人目の小峠(英二)さんは「91」で。えっ? ってなって。司会の浜田(雅功)さんが「91っ!」って読み上げる声も、もうほとんど聞こえてませんでしたね。

――4人目の飯塚悟志さんも「91」でした。

西村 あのときは、もう焦点も定まらない感じで。声もどんどん聞こえんくなっていって。「終わったな」と。でも、最後の松本さんが「96」って出してくれて。あれで、生き返りました。浜田さんの「合計は!」の前に、や団さんと同点だって、すぐにわかりました。

――頭の中で計算して?


西村 はい、僕、暗算得意なんで。

きょん 他の芸人の点数が出ているときに話しかけると「黙ってて。計算してるから」って。

――続く8組目のビスケットブラザーズが計481点と大爆発し、コットンとや団はともに2位に順位を下げました。残るは2組。ドキドキしましたよね。

西村 ニッポンの社長と、最高の人間が残ってましたから。ぶっちゃけ、キビしいわ、と思いましたね。でも9番手のニッポンの社長の点数が、「89」「93」「92」って出た時点で、大丈夫だと思いました。

ラスト出番の最高の人間のときも最初の3人が「91」「92」「93」と出した時点で、生き残ったと思いましたね。残りの2人が「97」「97」はないだろうと思ったので。

——本当に計算が速いんですね

西村 合計点が発表される前に言ってました。「ファイナル行けたぞ」って。

きょん 「よし、大丈夫だ」って。

——でも、西村さんは文系ですよね。慶応大学の商学部ですもんね。

西村 でも、理系もできる文系なんで。頭はいい方なんです。

きょん 自分で言わないでしょ、普通。

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取材・文/中村計 撮影/下城英悟

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「キングオブコント2022ファイナリストインタビュー」
ビスケットブラザーズ ♯1♯2♯3
ロングコートダディ  ♯1♯2♯3
や団         ♯1♯2♯3
クロコップ      ♯1♯2♯3