スクイーズ依存が起こる背景とは? 依存治療の専門家が解説
依存症治療に詳しい昭和医科大学烏山病院精神科の常岡俊昭准教授に話を聞いた。
スクイーズ依存が起こる背景にはどんなメカニズムがあるのか。
「精神医学上、“スクイーズ依存症”という概念はなく、これは“浪費依存”と呼ばれる行動の一種としてみることができます。浪費依存とは、何かしら辛い出来事などがあった時に、一時的にその感情を和らげてくれるものにお金を費やすといった傾向がひどくなった状態を指します。
人間だれしも辛いときに何かを利用してのりこえるという傾向を少なからず持っているとされており、例えば仕事が大変で疲れた時に、ビールを1杯飲みたくなるということもその傾向のひとつと言えるでしょう。さらに、刺激は徐々に耐性がついてしまうことから、最初はビール1杯で済んでいたのが、飲酒量が増えてしまうなど、依存対象への渇望がだんだんと大きくなることがあります。結果的に自分では歯止めが利かない状態となり、依存症に陥ってしまうのです」
にょろさんも「仕事が忙しくてイライラした時や、お腹が空いた時などに衝動的にスクイーズを買ってしまう」と語っている。
日常のストレスを緩和してくれるものに依存してしまう現象というのは、実は誰にでも起こりうる反応だと言えるだろう。













