「大ケガはいい経験になった」

――前回の集英社オンラインでのインタビュー時は現役大学生でした。プロビーチバレー選手として活動を始めて3年シーズン目に。当時はまだ取材やメディア対応に慣れてないと話されてましたが、今はどうですか?

衣笠乃愛(以下、同) けっこう慣れてきて、自分を出せるようになってきました(笑)。

インタビューに応じる衣笠乃愛選手
インタビューに応じる衣笠乃愛選手
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――ここまでのキャリアへの手ごたえはいかがでしょうか?

前回のインタビューの後、大学4年の秋に前十字靭帯断裂という大きなケガをしてしまい、卒業後、プロ1年目のシーズンはまったく試合に出られなかったんです。フルで一年間戦えたのは昨シーズンが初めてでしたが、なかなか結果が出ず……。

でも私はポジティブなので、「復帰1年目だしこんなもんでしょ!」みたいな(笑)。

――最新のJVAオフィシャルランキング(6月25日時点)では衣笠選手は23位と、ケガが悔やまれます。バレー人生で初めての大ケガだったんですか?

そうですね。リハビリ中はメンタルにくることもありましたけど、支えてくれる方の存在の大きさを痛感しました。それに、ビーチバレーを外から見ることで気づくことも多かったので、いい経験になったと思ってます。

大学時代の衣笠選手。4年時に前十字靭帯断裂という大ケガを負ってしまう(写真/本人提供)
大学時代の衣笠選手。4年時に前十字靭帯断裂という大ケガを負ってしまう(写真/本人提供)

――直近の試合では6月6日、ジャパンビーチバレーボールツアー第2戦となるグランドスラム グランフロント大阪大会に出場し、惜しくも表彰台を逃しました。

グランドスラムという一番上位のカテゴリに出場したのは2回目なんですが、まだまだ場慣れしてなくて難しいですね。でも予選から勝ち上がって今年初めてグランドスラムの舞台に立てて、着実にステップアップできてる感覚はあります。獲得ポイントも去年の同じ時期より全然多いですし。

――焦りはない?

早く(上位カテゴリの大会で)表彰台に乗りたい気持ちはありますよ。今回の大会もあとひとつで表彰台だったので、何とか勝ちたかった。グランドスラムで勝つのは本当に難しいから、もっと経験を積まなきゃダメですね。