「マッチングアプリ」を悪用した、相次ぐ“客引き行為”…1月には初の摘発

昨年5月、警察庁は「マッチングアプリ等を利用した悪質な勧誘行為の取締りについて」という通達を出し、悪質ホストクラブがマッチングアプリを利用して客を勧誘する手口に対して「厳正に対処する」ことを示した。

アプリを悪用した“客引き行為”による全国初の摘発だったが、アプリを通じた手口は常態化しており、この摘発も氷山の一角に過ぎない。

5月12日に窃盗容疑で逮捕された名古屋のホスト・伊良波幸広容疑者(源氏名は過去に「北条りおん」、現在は「五雲りおん」)もその一人だ。

伊良波容疑者にアプリで客引きを受けたマナミさん(仮名・28)は、2019年夏当時、保育士として保育園に勤務しており、マッチングアプリを介して伊良波容疑者と出会った。

伊良波幸広容疑者とマナミさん
伊良波幸広容疑者とマナミさん
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伊良波容疑者のプロフィールの職業欄にははっきりと「ホスト」と書かれていたが、マナミさんを知る関係者は「“りおん”から『いいね』が来て、顔がタイプだったのでメッセ(メッセージ)のやり取りをして遊ぶことになったそうです。

2回目にデートした時にラブホに行き『付き合わん?』と言われ交際に至ったと聞いている」という。

伊良波容疑者は当時、愛知県内の90%以上のホストクラブが集まっていると言われる栄エリア、通称「女子大小路」に店を構える人気店に勤務していた。

店は2019年以降拡大し、グループ店もできている。2026年1月28日、記者は伊良波容疑者の出勤日に合わせて店を訪ねた。