妻の部屋からホスト通いの動かぬ証拠が

「麻美は学生時代から不器用で、すぐバレる嘘をつくこともあったけど、とてもがんばり屋さん。子どもの面倒見もよかったし、前夫との子どもたちも素直で私にすぐなついてくれた。だから私もこの家族の一員になりたいと心から思ったんです」

一昨年、志村さんは学生時代の同級生で、当時交際していた麻美さんとひょんなことから再会。元夫の浮気が原因で離婚した麻美さんの相談にのるうちに、母子ともども親密になり、昨年3月に結婚。
しかし、期待に満ちた新婚生活は、早々に崩れ去る。

妻がホス狂だという志村さん(撮影/集英社オンライン)
妻がホス狂だという志村さん(撮影/集英社オンライン)
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「麻美が私に子どもの面倒を任せて、『肩がだるいから整体に行く』とか『ホストにハマってる女友達が自殺しそうだから阻止してくる』とか、何かと理由をつけて夜に外出するようになったのです」

不審に思った志村さんが子供を寝かしつけた後に麻美さんの部屋を探ると、ホストクラブで空けたと思われるボトルや伝票などを大量に見つけてしまう。

「妻がホストクラブに通っていることは確定的で、伝票を見ると週3~4日というハイペース、子供だけ家に置いて出かけることもあった。私は怒りに震え、空きボトルはすぐに捨ててしまいました」

そしてボトルに書いてある店舗に向かうと、そこにはホストクラブに出入りしている妻の姿があった。

ホストと思われる男性と歩く麻美さん
ホストと思われる男性と歩く麻美さん

病欠が長引いて3週間ほど欠勤したことから、それまで就いていた職場をクビになっていた麻美さん。そんな彼女に志村さんは週3万円の生活費を渡しており、それ以外にも新居の家具代やや病院代などとして数十万円単位の金額を複数回に渡って渡したこともあった。それがこのようなかたちで使われていたとは……。

「しかし、これらの支払いは私が渡してたお金だけで到底足りる金額ではありません。テレビなどでホストにハマって風俗勤めをするようになった女性が多いという話を聞いたことがあったので、『もしかして麻美も……?』との疑念から風俗情報サイトを見あさるようになりました」