「自分にとって大きな財産になった」

――10年間、シリーズ10作品にわたって番組に携わる中で、どんな学びを得ましたか?

この旅に関わらせていただき、さまざまなドラマや人生の岐路に立ち会えたこと、そのすべてが自分にとって大きな財産になっています。そこに良いも悪いもなくて、「この場所にいられた」という事実そのものが、間違いなく自分の人生を形づくっていると感じています。

もし今、自分の中に何か得たものがあるとすれば、それは参加者やスタッフの皆さんと一緒に積み重ねてきた時間そのものなのかもしれません。

“今、この瞬間”というのは、それ自体がすでにベストなんです。これ以上でもこれ以下でもなく、二度とやり直すこともできない。だからこそ、その瞬間に集中するしかないんですよね。

僕が担ってきた役割も、その連続だったと思います。準備をするのもいいし、何を選ぶのも自由。ただ、自分が“今この瞬間”にしっかり向き合える環境をつくることを大切にしてほしいですね。

前編「坂東工さんが明かす男女の参加者の違いと“ラスト3人に残る人”の共通点」はこちら

『バチェラー』&『バチェロレッテ』シリーズの司会進行役でお馴染みの坂東工さん
『バチェラー』&『バチェロレッテ』シリーズの司会進行役でお馴染みの坂東工さん
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取材・文/木下未希 撮影/村上庄吾