予想はしていた、でも複雑だった“2on1デート”
――旅を終えた感想を教えてください。
澤井一希(以下、澤井) 悔しい結果にはなってしまったのですが、短期間で濃い時間を過ごせて、すごく良い経験になったなと思っています。帰りの飛行機の中でも全然実感が湧かなくて、ずっと夢の中にいたような気分でした。
中道理央也(以下、中道) 悔しいのは僕も一緒で、正直もう1回やり直したいくらい(笑)。でも、全力でぶつかった上での結果だったので、きっと何回やり直しても同じ結果になるんだろうなとは思います。
――中道さんと澤井さんといえば、どちらかが必ず脱落してしまう“2on1デート”の参加者に選ばれたことが印象的でした。当時の心境を教えてください。
中道 僕たち同部屋だったのですが、実は“2on1デート”の前日に「2人ともデートに選ばれていないから(選ばれる可能性)あるんじゃない?」「選ばれたとしてもベストを尽くそう」と話していたんですよね。
澤井 そうそう。
中道 だから心づもりはしていたんですけど、選ばれたときはどちらかが落ちなきゃいけないことが悲しくて、デートに向かいながら泣いちゃってました。
澤井 僕の場合は「そうはいっても、ないっしょ」って心の中で思っていたんです。だから、名前を呼ばれた時は「まさか自分が? しかも相手は理央也?」と混乱しましたね。あんなにデートに呼ばれたかったはずなのに、すごく悲しかったですし……。だからちょっと落ち込んだ気持ちもありつつ「仲は良いけどしっかりと戦わなきゃな」と覚悟を決めて向かいました。
中道 でも、いざデートが始まったら一希が僕のことをずっと褒めてくれて(笑)。「こんなにいい仲間と戦わないといけないんだ……」って、さらに複雑な気持ちになりましたね。
澤井 正直、全然褒めるつもりはなかったんですけど、視聴者の方からも「あの状況で褒めるなんてすごい!」とたくさんのお声をいただくくらい、褒めちゃってました(笑)。そうさせるのは理央也の魅力なんだろうなと思います!