捜索も他人事にみえた養父

スマホの解析により、結希君が行方不明になったころに優季容疑者が「遺体を遺棄する方法」を検索した履歴があったとも報じられた。殺害が事実で、この検索がそれより前にされていれば計画的な犯行の疑いが強まるが、検索の方が後なら場当たり的な凶行の線が濃くなる。

遺体の司法解剖では「3月下旬」としかわかっていない死亡時期の絞り込みは、捜査の重要ポイントになりそうだ。

結希君の捜索時に配られたビラ(撮影/集英社オンライン)
結希君の捜索時に配られたビラ(撮影/集英社オンライン)

その優季容疑者は自ら110番したほかにも、結希君の捜索を呼びかけるビラを配って“心配する家族”をアピールし捜査の目が向くのを避けようとした。だがその工作には身が入っていなかったようだ。3月31日に容疑者がビラを持ち込んだ地元洋菓子店の店主の男性がその様子を話す。

「妻が対応して、僕はモニターで見て声も聞いてました。その時、違和感というか変な印象を受けたんですよね。ビラを前に突きだすような感じで『みんな知ってはると思うけど貼っといてもらえますか』みたいに言っただけで、ビラを置いて帰ろうとしたんです。

自分が誰なのかも言わないし、私の妻も様子が変で何か言わなきゃと思って『ビラを貼るのは中がいいですか? 外がいいですか?』って声をかけて引き留めたんです。そしたら『どこでもいいです』って。

お父さんだったらもっと感情的になってもおかしくないですし、その渡し方はないんじゃないって思いました。淡々として表情もボーっとして、とにかく早く店から出たいと思っていることを感じましたね」(店主の男性)