「お母さんも結希くんも泣きながら燃えている部屋を見ていました」
同じアパートの男性住民も、ボヤのことはよく覚えていた。
「去年の3月だったと思うけど、火事が起きたのは夜中の2時ごろでした。最初は子供が騒ぐ声とバタバタ階段を降りる音で、夜中に騒がしいなと外に出てみると、2階の安達さんの部屋の窓を突き破って炎が外に出る勢いで燃えていた。
お母さんも結希くんも泣きながら燃えている部屋を見ていました。そこにいつの間にかですが、彼氏が駆けつけていたんですが、何となく他人事感があるというか。泣いている母子とギャップもあってそう感じたのでしょうが……。
僕はその時しか彼氏を見たことないし、怒鳴り声にも気づいたことはなかったんですけどね。火事のあと引っ越す事になり、お母さんと彼氏の2人で菓子折りを持って挨拶に来られましたが、『ご迷惑をおかけしました』と謝るお母さんとは対照的に、彼氏は何も言わずにただ横にいるだけ。やっぱり他人事としてとらえているんだなと感じました」
そして母子は地域で有数の地主という実家に舞い戻った。♯7でも報じたように、ここに昨年10月ごろから優季容疑者が出入りするようになり、今年になって再婚した旨とともに母親は初めて家族に正式に優季容疑者を紹介したようだ。













