彼氏はお母さんばかりを気遣っていた「背中をトントン叩いたりして…」
かつて母子が住んでいたアパート近くに住む女性住民の記憶では、結希君が母親とともに東京から引っ越してきたのは5〜6年前だったという。
「その頃にアパートにシングルマザーが引っ越してきたというのはすぐに近所中の噂になりました。この辺は田舎なのでそういう話はすぐに回るんですよ。見たところ、お母さんは男の子をとても可愛がっているという印象はありました。
ところが今から1年少し前くらいだったかな、アパートに男性(安達容疑者)が訪ねてくるようになったので、彼氏なんだろうと思っていました」
記者が優季容疑者の写真を見せると、女性は大きくうなずいた。
「そうそうこの人やわ。その頃くらいからですかね、夜の9時や10時ごろに2人で車で出かけて、朝帰ってくるということがたまにあったんです。帰ってきて駐車場に車を停めてからも20分くらいは車の中で2人で話していたりしていたので、『結希くんは家に1人でいるんかな』と心配してたんです。
もちろん実家に預けてた可能性もありますけどね。それとは別に近所で、『子供を叱ってはるのか怒鳴り声がする』なんて話も出回ってたんで、大丈夫かなって」
そして昨年3月、結希君と母親が暮らすアパートの部屋から出火し、近所はちょっとした騒ぎになった。
「夜中に火事が起きて、お母さんと結希くんは部屋から外に避難して、そこに彼氏が車で駆けつけたって感じです。3人でいるところを見たのはそのときが初めてで、右から彼氏、お母さん、結希くんという順番でお母さんは地べたに座り込んでいました。
もう消火活動も終わってましたけど、彼氏はお母さんばかりを気遣っているように見えましたね。背中をトントン叩いたりして。その横で、結希くんはポツンと立っていました」













