「何日か前に消防団の車がグルっと一周回っていたことはあったけど…」

4月13日夕方、行方不明時の結希君と「矛盾のない」服装の遺体を京都府警の捜査員が見つけたのは、園部小から南に約2キロの里山の麓で民家や畑があるエリア。一夜明けた14日朝には、遺体発見現場周辺に大勢の報道陣が集まり、上下スウェットの服装でスマホのカメラを現場に向けるユーチューバーらしき人物たちも、複数確認できた。

正午過ぎに再び訪れた際も、現場付近には20人以上の報道陣がいて農道の方にカメラを向けている。規制線の奥の農道には捜査車両が見え、ときおり捜査員が歩いて戻ってくるのが見える。

安達結希君(京都府警提供)
安達結希君(京都府警提供)
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現場は「半田区」という名称の集落で、副区長の男性が取材にこう証言してくれた。

「ここは畑や田んぼに行くのに使う道だよ。それと、JR園部駅の方に抜けていけるから近所の人が歩いたり車で通ったりもする。警察がいるのに気づいたのは昨日の午後5時くらいのことで、捜査車両が2~3台止まっていた。それより何日も前に消防団の車がグルっと一周回っていたことはあったけど、その時は見つからなかったからね。

消防団が見落としたのか、もしかすると遺体はその後に置いたのかも知らん。いずれにしても、子どもが1人で来て迷い込むような場所ではないと思うわ。しかし、この辺りは嫌な事件ばっかりあるわ。近所の峠で車がひっくり返って中の人が亡くなったり、2週間前には国道沿いの小屋で亡くなった人もいた。それで今度はこの事態やからな……。区民のあいだでも『嫌やなぁ』って話になってるわ」

府警によって規制線が敷かれた遺体発見現場付近(撮影/集英社オンライン)
府警によって規制線が敷かれた遺体発見現場付近(撮影/集英社オンライン)