“燃えろサナエ”で支持率好調の裏で進む「静かな孤立」

「燃えろいい女、燃えろサナエ~♪」

4月12日の自民党大会に招かれたミュージシャン・世良公則氏は、自身のヒット曲『燃えろいい女』の歌詞を一部替え、そう歌ってみせた。

大学時代に軽音楽部に所属し、“ドラマー”として知られる高市早苗総理も、笑顔で両手を挙げて応え、会場を盛り上げた。

“ロック好き”らしく、2日前には、高市総理は憧れのロックバンド「ディープ・パープル」と総理官邸で面会。「最近は夫と喧嘩すると(同バンドの名曲の)『バーン』をドラムでたたいて呪いをかけるんです」と語った。

高市総理の憧れのバンド、ディープ・パープルとの記念写真(写真/高市早苗SNSより)
高市総理の憧れのバンド、ディープ・パープルとの記念写真(写真/高市早苗SNSより)
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こうした中、JNNによる4月の世論調査では、政権支持率71.5%と、依然として高い水準を維持する。自民党も“高市人気”に頼っているが、その一方でささやかれているのが、高市総理の自民党内での「孤立化」である。

「高市総理は、参院自民党に対して、予算の年度内成立という無理筋の要求にこだわり、禍根を残した。

もともと“飲み会嫌い”を公言していますから、党内でのコミュニケーションは不得手な部分です。党内では“自ら人を遠ざけるところがある”とも言われ、直接電話ができる相手も少ない。

今後、国家情報局や国旗損壊罪といった“高市カラー”の強い法案の成立を目指していきますが、党内が一丸となれるのかどうかを不安視する声が相次いでいます」(自民党関係者)