「麻生さんに “焼き魚定食”を出すのは、ちょっと……」
高市総理自身、“党内政局”に過敏になっているようだ。
「参院自民党では、石井準一参院幹事長のもと、新グループが結成されつつあります。2月半ばに、内閣情報調査室経由で、その報告があがると、高市総理はなぜか『反高市のグループができる』と勘違いした。
実際には、旧派閥無き後の参院自民党内の連携向上を目指すものなのですが、高市総理は自ら近しいベテラン参院議員に『どうなっているの?』と電話し、事情説明を求めた。参院側からすれば『総理が疑心暗鬼になるなんて……』という感じですが」(自民党参院ベテラン)
歴代総理と比べ、極端に会食が少ない高市総理だが、ここにきて、党幹部とのコミュニケーションの必要性は意識しているのかもしれない。
4月10日には首相官邸で約1時間、自民党総裁選で自らの後ろ盾となった麻生太郎副総裁とランチをともにした。鈴木俊一幹事長らも同席した。
ただ、この会食を巡って、党内から驚きの声も出ている。
「麻生さんに官邸の食堂から取り寄せた“焼き魚定食”を出すのは、ちょっと……」
そう語るのは自民党のある副大臣経験者である。自民党では、先輩政治家との会食だと、相手のキャリアや好みに合わせ、お店なども決めるのが通例だという。
「今回のケースも通常なら、それなりのお弁当などを用意すると思いますが、高市さんにはそういう発想がない。よく言えば、庶民的とも言えますが、ビジネスマナーとしてはどうなのか。結局、高市さんが、あまり気配りや人心掌握が上手ではないことの現れでしょう」(同前)
ちなみに、高市総理は1月7日夜に総理官邸で、菅義偉元首相と維新の馬場伸幸元代表と会食をしたが、このときもメニューは「焼き魚定食」と「水」だった。














